東京都 渋谷 ギャラリールデコ
インディーズロックバンドshoji-anとのコラボレーションライブを演出。渋谷のギャラリールデコの一室で静かなライブをおこなった。白い壁に木目の床。とても密室感のある空間。部屋のまん中に大きなスクリーンを設置し、スクリーンを挟んで2台のビデオプロジェクター。スクリーンを挟んで客席とステージ。客席側からはスクリーンを挟むため、ステージで演奏するプレイヤーの姿をみることができない。コンセプトはここにある。スクリーンに写し出されるのは、プレイヤーのライブ映像。今映している映像をそのままスクリーンにながし、またもう1台のプロジェクターからは、曲のイメージ映像がながれ、スクリーンで重なりあう。そこにプレイヤーの影がうつりこみ、スクリーンの向こう側に実際にいる気配をかもしだす。その影がうごくたび、2つの映像の写る比率がかわり、とても複雑で変化のある映像となる。サブテーマは窓。スクリーンも2重になっており、客席側からみて手前のスクリーンは窓枠のように、四角くくり抜かれている。もう1枚のスクリーンとの間には数十cmの隙間がある。実際のプレイヤーを肉眼でみることはできないが、そこにいる気配。フィルター越しにみるという感覚。人は、相手のことをいつもイメージとだぶらせ、フィルター越しにみているのではないかという問いかけ。